おもいで

時々思い出す

家庭に笑顔があった時代の事

親の愛を感じた瞬間があった事

 

きゅっと胸が痛くなる

あの幸せはどこに行ってしまったのだろう

今は顔つきも変わって

笑顔のない家族

 

ふと過去を思い出しては

幸せと切なさがないまぜになった気持ちを味わう

思い出せば、少しでもあの頃の幸せを感じることが出来る

 

思い出って生き物だなと思う

どんなに今が悲しくても、楽しい幸せな思い出はふわふわと自分の周りに浮いていて、いたずらに頭に入り込む。

その思い出の中では幸せはまだ生きているのだ。

柔らかな顔で笑う母は生きているのだ。

 

いつか現実でも見れたらいいのにね