霞んだ向こう側

年に数回、たまらなく孤独を感じる時がある。

今はちょうどその時期なのかもしれない。

まあよくよく考えたら今年は厄年だし、

おまけに四柱推命では「停止」だしな。

多少の困難は仕方がない時期なのだろう。

 

ただね

ろくに働いていないの買い物ばかりして、お金が無くなったら

私の学費がかさんだせいでお金がないと怒り狂う母親に、

母親がつらいと泣きながら相談してくるくせにアドバイスをすると切れてくる兄弟。

「話を聞くよ」と言いながら、話をしていると不機嫌になってなにも返事をしなくなる彼氏。

お前らなんやねん。なんやねん。何がしたいねん。

抱えきれんわ、そんなにようけのお荷物は。

自分ひとり生きるのに精いっぱいよ。

 

人は一人で生きたほうが楽なのかしら。

支え合うというのは幻想なのかしら。

 

もし、人がその生を何も苦しまずに終えられる方法があるとしたら

きっと多くの人は簡単にそれを選んでしまうのだろう。

それほどになんやかんやと生き辛い世の中だ。

人生は修行だという人もいるけれど、私は心穏やかに暮らしたい。

生まれた時から修行だらけの人生だったから、もう十分。卒業します。

 

神様お願い、安息の日々をください。

傷つけてこない家族を、自分勝手に怒らないパートナーを、

自分を責めなくてよい日々をください。

神頼みなんて都合の良いことしてごめんなさい、でも十分自分で努力はしたつもり。

少し休んだらまた頑張るから、ぼろぼろの今だけは、

他力本願で自分の幸せを願わせて。